コピーライター仲山さとこです。
京都国立近代美術館で開催されている「技を極める―ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」。
開催日が残りわずかだったせいでしょうか、大勢の人でにぎわっていました。
メインの展示は、ずらりと並んだ80個のアクリルケース。
この中に、ネックレスやブローチ、ブレスレット、パウダーケースやシガレットケースといったアイテムが入っているのです。
早く見たくてうずうずしましたが、行列が長く、まずはアクリルケースの背面側から拝見することになりました。
背面からも、ちらっと見えるきらびやかなジュエリーに心がときめきました。
約20分後、ようやく正面からご対面。
ダイヤモンド、ルビー、サファイヤ、エメラルドなどの宝石を、ふんだんに使ったジュエリーたち。
葉、鳥、花、ライオンなどのモチーフは、インパクトも大きいですね。
宝石の美しさもさることながら、デザインに趣向を凝らしていることが伝わってきました。
今日、初めて知ったのは宝石を支える爪が見えない「ミステリーセッティング」という工法です。
また、職人さんが使っていた作業テーブルも展示されていました。使い込んだ木製のテーブルで、ここからあのような美しいジュエリーが生まれたんだと感動。
数々のジュエリーに、すっかり目を奪われてしまいました。総カラットはどれほどなのか、想像もつきません!
きっと、怪盗ルパンがどこかで狙っているに違いないと思いながら、会場を後にしました。
どこかでルパンが!!
2017年8月2日