コピーライター仲山さとこです。今日のブログは「出雲弁(いずもべん)」で書くわ。

以前に、「方言絵本」を書いている「おおよどながら」さんから声をかけてもらったんだわ。

「ふるさとの言葉で描いた、方言・創作絵本『ほんとのかあちゃん』シリーズ」といって、

同じストーリーを各地の方言で表現したもんだわね。

私は、出雲弁「ほんとのおかあちゃん」を担当したんだわ。

出雲弁とは、島根県の東部で使われちょう方言だよ。

島根県の西部なら石見弁(いわみべん)、隠岐なら隠岐弁だよ。

同じ島根でも、全然違うけんね。

お仕事を引き受けてから、出雲弁に直すの楽だわと思っちょったら、そうでもなかったわ。

松江で生まれ育ったのは高校までで、その後は岡山→大阪に住んじょうせいだーかね。

私の中での出雲弁が意外と薄れちょってねー。

それで、帰省したときにリアルな出雲弁を話す甥と姪に手伝ってもらった。

やっぱりネイティブに限るわね。

あの子たちにはお礼に図書カードあげたら喜んじょった。

 

ところで先日、作者のおおよどながらさんから連絡があったんだわ。

8月にAmazonJPで島根弁が1冊と、9月にAmazonUSで島根弁が1冊売れました。

アメリカで初めて島根弁が売れたわけです。

どなたが買われたのでしょうか???

なんと「出雲弁」がアメリカで売れたって言うがね。びっくりしたし、うれしかったわー。

どなたが買ってくださったんだーかね。

島根県出身でアメリカに在住されている方が、なつかしがってくれたんだーか。想像しちょうわ。

アメリカで出雲弁の本が売れたけんな~。

2017年12月4日


投稿ナビゲーション